特別展「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」 10月28日~2月25日 国立科学博物館

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国立科学博物館の特別展「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」のレポートです。
特別展「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」 (exhibit.jp)

和食がユネスコ無形文化遺産に登録され、和食への関心も高まってきている今日この頃、和食の変遷を学ぶのにはもってこいの企画展です。「えぇーっ!そうだったのー!?」という驚きと学びがあるだけでなく、子供も楽しめる精巧なフィギュアもたくさん並んでいて、多くの人に楽しめる内容になっています。それでは、さっそく見どころをレポートしていきますね。

和食の知識を展示品を通じて学べる!

日本に住んでいるので和食は当たり前に食べているのですが、いざ、和食や素材のことを聞かれると意外に答えられなかったりしますよね。今回の特別展で、おいらが「へぇー」と感じた内容をいくつか紹介したいと思います。まずは、野菜について。白菜とか春菊とかって、名前からして日本発祥っぽいじゃないですか。いや、単に漢字を使われているだけでそう感じているだけなのかもしれませんけど。では、みなさん、下のテーブルをご覧ください。なんと、ほとんどの野菜は外国産でした!「いや、ニホンカボチャって、日本ってついているのに外国産なのかよ!」とか突っ込まずにはいられません。でも、野菜って人類が品種改良を繰り返して栽培をすることによって現在の姿になっているので、そうして和食にあう素材も作られてきたんですね。これが、野生植物と野菜の違いになるそうです。なるほどなるほど。あとね、ジャガイモってどこの部位を食べているか知ってます?おいらは根っこだと思っていたんですよ。茎でした。そして、玉ねぎは葉っぱでした。衝撃の事実です(笑)。

続いてですが、みんなが大好き、お寿司です。これは流石に日本発祥だと思うじゃないですか!・・・東南アジアでした(笑)。でも、古代のすしは保存食で、今の形のお寿司は江戸の寿司職人さんが考案したとのこと。江戸の寿司職人さんには感謝しかありませんね。そして、江戸の頃はファーストフード感覚で屋台で食べていたんですよね。

おいら、お酒も好きですし、納豆も好きなのですし、みそ汁も好きなのですが、これは発酵食品というカテゴリーに入るんですよね。ずーっと昔から食べられていたものですが、最近のワードでいうとバイオテクノロジーなんです。昔は、微生物の働きを見る術もなかったのに、発酵状態を職人さんが判断して食品を作っていくなんて、神の領域ですよね。日本酒のように複数の酵母を同時に管理するような発酵食品は外国ではほとんどないそうです。なおさら、日本酒職人さんへのリスペクトが止まりません。

みなさんも知らなかった和食の世界に没入すること間違いなしです!

フィギュアがリアル!

和食展ではたくさんのフィギュアが展示されているのですが、めっちゃ精巧に作られているんですよ!このフィギュアを見に行くだけでも価値があると思います。キノコ、大根、お魚シリーズ、食品サンプルと種類も豊富です。おいら的にはキノコシリーズがリアル感が高くて好きです。キノコ展示エリアでは、外国と日本では高級キノコの評価が異なるらしくて、外国だと松茸は吐くほどに臭いキノコと言われてるらしいです(笑)。あと、ナメコのようにヌルヌルした食感のキノコも人気がないみたいです。一方で、実は日本にもトリュフは昔から繁殖しているらしいんですが、全く人気がなかったそうです。食文化の違いって不思議ですね。あと、キノコに毒があるかどうかはまだ調べられていないものも多くて、最近になって「毒キノコでした」と報告されるものもあるそうです。やばいですよね(笑)。

歴史や地域のことも学べる!

和食とリンクさせて歴史や地域のことも学べるのも和食店の魅力です。懐石料理って、高級料理のイメージをもっていたんですけど、元々は豪勢さよりも美味しさを重視したお料理だったそうです。歴史的には、織田信長が徳川家康にふるまったのが「本膳料理」(今風に言うと接待料理ですかね)で、それに対して質素でありながらも旬な素材を使って器との取り合わせを重視したものが「懐石料理」。懐石料理には千利休の一期一会の思想が入っていると。これから、懐石料理をいただくときには、器との取り合わせも見てみようと思いました。

他にも、地域ごとに異なるお雑煮のマップや水の硬度の違いなども展示されていて、全体的なことも学べますし、自分の地元はどうなっているんだろうって視点でもみちゃいますよね!おいらの故郷の新潟はお雑煮のお餅はたしかに角餅(煮る)でした!でも、これが当たり前じゃないんですね!丸餅・角餅分岐ラインがあるのも面白いです。

白石麻衣さんの声が聴ける!

最後に一部の人には猛烈に刺さるであろうおすすめポイントです。和食展のオーディオガイドは白石麻衣さんです。乃木坂やまいやんファンの人は、この声を聴くためだけでも来る価値があると思います(笑)。おいらも癒されましたよ。

インフォメーション

さて、和食展の魅力は伝わったでしょうか?おいらは平日のお昼に訪問したので、それほど混雑はしていませんでしたが、展示のプロモーションが進むにつれて賑わってくるんじゃないかなと思います。チケットは事前に予約できるので、予約してから行くことをお勧めします。特典付きチケットもあるので、売り切れる前に購入しておきましょう。リンクを貼っておきますね。みなさんも和食について楽しみながら学べますように!でわでわ。

アソビューチケット:特別展「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」 10月28日~2月25日 国立科学博物館
特別展「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」 (exhibit.jp)

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