没入感全開で浮世絵の世界へトリップ！「動き出す浮世絵展」レポート

ミュージアム

みなさん、こんにちは。突然ですが、浮世絵は好きですか？「めっちゃ好きです！」という方は多くはないと思います。おいらは浮世絵の良さはあんまり分からないのですが、偉大な浮世絵師（葛飾北斎とか）には関心があるという、ちょっと変わった浮世絵好きです。

ですが、浮世絵にはちょっと距離を感じている貴方もどっぷりと楽しめる浮世絵イベントをご紹介します。それが、東京の天王洲アイルで開催されている「動き出す浮世絵展」です。デジタルアートで楽しむ浮世絵の世界は、没入感満点で楽しめること間違い無しですよ！

それでは、実際に体験してきたおいらがレポートをお届けしますね♪

動き出す浮世絵展の体験ムービー

見どころなどの詳細を紹介する前に、いったいどんな雰囲気なのかを知ってもらうために、おいらが実際に行った様子を動画にまとめてありますので、こちらを最初にご覧ください。

このムービーを見ただけで「私も観に行きたい！」と感じた方は、おいらの詳細レポートなど読まずに、さっそく下記のチケットリンクからチケット購入して、展示会へGOです（笑）。自分で体験してみるのが一番ですからね。

チケットリンク：動き出す浮世絵展

動き出す浮世絵展とは？

「動き出す浮世絵展」は、江戸時代の浮世絵を最新のデジタル技術で再解釈したインタラクティブな展覧会です。浮世絵の名作が動き出し、音と光の演出で新たな命を吹き込まれています。

見どころ！

それでは、動き出す浮世絵展の見どころを紹介していきますね。

デジタル演出による没入型展示

どこかで一度は見たことがある浮世絵がデジタルアートで描かれます。空間を埋め尽くすアートが変化しながら、みなさんを浮世絵の世界にトリップさせてくれます。音楽の演出とも合わさって、没入感はとびっきりですよ。中でもおススメなのは、ジャパンブルーの世界を味わえる「藍」スペースです。水や波を描く際に使われる藍（ジャパンブルー）の美しさを感じることができます。クッションに座ってゆったりと観る事もできますよ。

また、襖の一部屋を模倣した空間で、扉が開くと次々と浮世絵の世界が変わっていくルームもおススメで。花札（かるた？）の絵柄が敷き詰められて、それらが変化していく光景に、みなさんも夢中になると思いますよ。

浮世絵の分かりやすい説明もあるよ！

各空間での演出のもとになっている浮世絵の説明はもちろんのこと、浮世絵師の生涯に関する説明などもあり、浮世絵について学びながらデジタルアートを楽しむことができます。おいらは葛飾北斎の生き方がお気に入りです。有名な富嶽三十六景は72歳の時の作品です。何歳になっても挑戦することの素晴らしさを教えてくれますね。

自分は6歳のころより物の形を写生する癖があり、
50歳に入るころから本格的に数々の作品を制作発表してきた。
しかしながら70歳より前の作品において取るに足るようなものはなかった。
73歳になってようやく禽獣虫魚の骨格や草木の出生のいくらかを悟り得た。
努力を続けることで86歳になれば益々進化し、90歳で画の奥義を極め、
100歳になれば神妙の域に到達するだろう。
百何十歳になれば一点一格がまるで生きているかのように描くことができるだろう。
願わくば長寿を司る神よ、私のこの言葉が嘘でないことを見ていてください。

— 『富嶽百景』初編跋文要約

日本の四季の美しさを感じる事ができます！

日本に住んでいると当たり前に思ってしまうのですが、四季が3カ月ごとでくっきりと分かれているのは珍しい事なんですよね。それぞれの季節の楽しみ方があるのは、私達の人生を豊かにしてくれていますね。これは浮世絵師が活躍していた時代も同じで、その光景が浮世絵にも描かれています。四季の移り変わりを演出している展示もあり、日本の四季の美しさを再認識することができますよ。

やっぱり富士山は日本の誇り！

雅の空間では富士山にフォーカスした演出が体験できます。やっぱり富士山ですよね！なんでこんなに魅力的なのかはよく分かりませんが、やっぱり富士山です！おいらは未だに登ったことはありませんが、富士山は特別だとやっぱり感じるのが不思議なところです。

全ての展示が撮影可能です！

ここまでレポートを見てくださっているので、既にお分かりだと思いますが、「動き出す浮世絵展」の展示物は全て写真撮影・動画撮影が可能です。映え画像を撮りまくりましょう♪カップルやお友達と行けば、フォトスポットはたくさんあるので、素敵な写真が沢山撮れますよ。

まとめ

「動き出す浮世絵展」は、伝統的な浮世絵の美と最新技術の融合を体験できる貴重な展示です。実際に訪れて感じた、迫力あるデジタル演出と体感型アートの魅力を存分にお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか？みなさんも体験してみたくなりましたか？ぜひ、チケットを予約して、あなたもこの新しい浮世絵の世界を体験してみてください！

チケットリンク：動き出す浮世絵展

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